*最重要事項   スロープレイ厳禁!
  
スロープレイは一緒に回っている同伴競技者のみならず、他の競技者、更には他のお客様にも多大な迷惑をかける行為です。PGAツアーにおいてスロープレイは重大な違反行為と見なされ、多額の罰金が科せられます。 前の組との感覚を常に保ち、迅速なプレーを常に心がけましょう!
 
1.   レディー(READY)ゴルフ
アメリカでは人気の“レディーゴルフ”を定番ルールとして採用する。つまりティーショットで、前のホールの結果は関係なく準備ができている人やまたはやる気満々ですぐにでも打てる人から、遠慮せずにどんどん打っていくという打順フリーゴルフ。誰から始めてもOK。これだけで驚くぐらい進行が早くなる。 目的:スロープレー防止。
   
2.   グリーンフォーク持参
TGOのメンバーは必ずポケットにグリーンフォークが入っていて、グリーンに上がったら自分のボール跡は勿論、前のホールで他の人が残していったボール跡も直していく。1グリーンで2つぐらい直していく。但し自分の打順が来たらすぐにパットして絶対にスロープレーにならないように。また直し方も要注意。芝を殺さないように横から押してあげる感じで。下から盛り上げると芝がそこだけ枯れてしまう。 目的:グリーンのコンディション維持。グリーンは赤ん坊の肌のように繊細であり、同時にゴルフの面白さが凝縮されている場所。みんなで大事にすればみんなが楽しめる。
     
3.   アイアンショットは目土を持参
特にフェアウエイから打つときは目土をクラブと一緒に持っていく。打った後は少しだけ目土を入れて(入れ過ぎる人が多い)、軽く踏んであげる。改心のショットだったのにディボットに入って嫌な思いをした事は誰でも有る。少しの気遣いで多くの人が気持ちよくプレーできる。 目的:フェアウエイのコンディション維持。ゴルファーの義務。
  
4.   パッティング時のフリーズ
同伴者がパッティングのアドレスに入ったら微動だにしない。ライン上の前後は勿論のこと、背中側にいてもなるべく動かない習慣を身につける。*意味が分らない方には今度図解で説明します。 目的:同伴者へのマナー。但しマナーが悪いというよりは、自分が人の邪魔をしている事さえ知らない人が多い。無知も罪なり。
  
5.そして…
厳しい言葉や指摘をせずにまず他の人が出来なければ、自分でその穴埋めを心がけましょう。チームワークを大切に・・・・

人間は不本意にミスを犯してしまいます。そのミスをお互いに埋め合いましょう!!
  
6.趣旨

「口うるさいな」と思われない事を期待します。特に初心者やまだラウンド経験の少ない方々は、騙されたと思って遂行してみて下さい。習慣になればさほど難しいことでは無く、最初に体で覚えるとそれが当たり前になります。特に2〜4が自然に身につけば、今後仮に技術的には伸び悩んだとしても、「この人とまた一緒にゴルフしたい」と思われるゴルファーに絶対になります。逆に技術的には上手くても、これらができていないゴルファーを沢山見てきました。そういう人達はスコアが良くて偉そうにしていますが、また一緒にやりたいとは誰も思いません。

 理想は「TGOの連中が来た後は、来る前よりコースコンディションが良くなっているよ!」「奴等はプレーが早いから、疾風のように現れて疾風のようにゴルフして帰っていく。あれ?もうトーランスで宴会やっているよ!」というような評判が立てば最高です。急には難しいかも知れませんが、技術以外でもLAのリーダー的ゴルフ集団を目指しませんか?